2004 Eric Clapton RAH show

 

 


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04th and 05th  May 2004  Eric Clapton Europe tour at RAH.

 


 

前置き

また行って参りま したRAHへ。

01年ツアーロン ドン公演、02年の FerrariFestivalに続いてまたRAHへ行ってき ました。
簡単ですがツアー観 戦記ということでレポー トします。

話を突っ込まないで下さい。打たれ弱いので・・・・

 

 


 

まずは Christie's
 
毎回そうですが今回も3泊だけのとんぼ返りロンド ン行きです。

時間的にこれ以上休めないしそれでも 5日間は食われるので、忙 しい身にこ ういう旅行もそろそろもう今後は出来ないかなと思いつつのロンドン行きでした。


イギリスの入国はいつもしつこくいろいろ聞かれます。
でもコンサートで行く時はクラプトンのコンサート見に来たと言うと必ずニコっとしてすぐパスポート返してく れます。しっかし今回は逆にこれが仇となって、 何回行くんだ、チケットはどこで買ったんだ日本で買えるのか、とやたら聞かれて英語だめなこっちは焦りまし た。


まずホテルに着いて荷物置いてからホ テル近くのハードロックカ フェの対面にあるカフェの売店へ。

クラプトンデザインのTシャツがある はずなので探してみると大 量にありました。1枚買って街へ買い物へ。

今回のもうひとつの楽しみはChristiesPopアイテムのオークションを覗 いて来ようかなと言うことです。

Christiesのケンジストン店 はアルバートホールからも ほど近く、オークション後にそのままコンサート行けば暇もつぶれていいかなと。

オークション本番は5日ですが、前日 は出展品が手にとって確認 できるViewingというのをやっています。

というわけで、ちょうど同じ日にロン ドンに入ったお友達と一緒 にChristiesがどこにあるかも含めて見てきまし た。

 

今回のオークションはSouthケンジントン駅から5分くらいのところにある店舗だそうで地図を見ながらテクテクと。 普通に古いビルの一階にありました。


恐る恐る中に入って”見に来たんです があ・・・”と聞けば“奥 よ”とあっけなくほっとかれてびくびくと奥へ進むと建物の奥に天井がガラスのオープンスペースがあり、 ショーケースに入ったものやら、壁にポスター等がた くさんかかっていたり、服がマネキンに着せてあったり。

 shop

今回のPopア イテムのオークションは 252点もありますが、クラプトンモノはたかだか20点くらいであとはストーンズモノややはり多いのはビー トルズモノです。

しかしたしかに見て回っているだけで なかなか楽しいです。

ビューイングの真ん中にあっけなく今 回のメインアイテムのビー トルズのジョージがマジカルミステリーツアーで使用したVOX社製のへんてこなギターが置いてあります。 予想価格15000−30000ポンド。

しかし他のどれもそうですが、なんか 大事にしてないというかテ キトーに置いてあるというか・・・

見せてくれと言えばどれでも直接触る ことも可能で落としたり傷 つけたらどうなるのよ?と疑問になりますが、99年のクラプトンのギターオークションもみんな弾かせても らっていたしそういうものなんでしょうねえ・・・
今回は中央に6月24日にあるギターオークション用のLOT06、ジョージから送られたマーチンが鎮座して おりました。おおお、いいなあ〜。


今回わざわざ行って見ようかなと思っ たのはここのChristiesHさんという人から追加ロットがあるからどうだ?という手紙が来て、メールした りやり方教わったりでまあ行ってみようかなと。Hさんいま すか?と聞くと今日はオフと言われてまあ明日ま た訪ねるか、と。

 

てなわけで、その追加ロットの品も手 に取って見せてもらって、 明日ビットしてみますと言うことでその日はそのまま夕方RAHへ向かいました。

 

コンサートの話は後にして、5日は仕 事仲間の友人とオックス フォードスト リートあたりをうろついてから地下鉄でサウスケンジントンのChristiesへ。2度目なので行くのは スムーズです。

当然オークションに参加するなんて初 めてなのでさっぱりわかり ません。

前の日に一応いろいろやり方は聞いた のでまずは登録はどこです か?と。

登録を済ませるとあとは席に座って欲 しいのが来たらオークショ ナーの人と遣り合えばいいだけみたいです。

で、こっちはド素人。いつ席立ってい いんですか?最後までいな きゃいけないんですか?どうやって支払うんですか?とか以前の問題が解決してません。

ん〜聞かなきゃ。

Chriestiesのおにいさんを 捕まえていろいろ聞いてな んとかなるかなと。

Hさんはいません?と聞くと、今日の オークションを仕切る人で 今忙しいと言われました。ひょえーこっちはてっきりただの担当者かと思えば今回のオークションをやる人だっ たとは。営業活動も自分でするのかあ、と変に感 心します。

と話しているとおにいさんが通りが かったスラっとした髪の短い キリッとしたおねいさんに@「*+?>¥$#&“と言ってます。”オ〜ハロー私がHよ、ようこそ”とご対 面なりました。日本語話せる人を出してあげると取り次いでくれて、電話口に出た日系人の人に疑問点を再確 認。

なんてことしてると着替えをしたHさんが壇上に上がって2:00からオークションの始まりです。


友人にカタログに落札価格を書いてもらって、二人で掲示板に出る価格(ポンドやドルや円等)見ながら高〜、おお おそんなもんかあ、とわくわくです。

1点あたり早くて20〜30秒。競り 合って時間かかっても1分 足らずでどんどん進んで行きます。

とはいえ様子もわからないまま、クラ プトン系アイテムはすぐに やってきました。

おおお、次だ次だドキドキ、と自分の 登録した番号札を用意して さあ来い、とばかりに挙げるんですが、あっという間に予想価格を上回って行きます。

今回は予想価格以内じゃなきゃいらな い、と思っていたのですぐ に札を下ろしてだめだあ・・・・と。

Hさんのどうする?という視線を一瞬 受けながらもついていく気 にはならないので黙ってました。

まあ実にあっけない。

まあ自分の参加する気のあるのはもう 無いので帰ってもいいんで すが、コンサートまで時間はあるし、テンポいいので全然飽きませんのでそのまま予想価格から自分なりにこの 位と予想しては高額になっては驚き、予想以下で も驚きと楽しんでました。

 

だんだん進むにつれてやっとわかって きたことがたくさんあっ て、

100ポンドあたりだと10ポンドず つ上がっていくのが、 200ポンドを越すと20ポンドずつ、300ポンドからだと20,50,80とあがって500ポンドすぎる と50ずつ。

1000ポンド越せば100ずつ。な るほどです。(後でカタロ グに書いてあるのを知りましたが・・)
約10%ずつあがるってことでしょうが、
Hさんの手元には 一点一様のシートがあって欠席参加の人の最高額 やら落札時の価格と落札した人の番号を毎回書き込んでいくということ をやっているようです。

例えばこんな感じかなと。(正しい保 障はありません。雰囲気的 にそうだったというだけですが)

予想価格400−600ポンドという のがあるとします。

欠席参加の人が例えば500ポンドと して登録してあるとしま す。

Hさんは200ポンドあたりから声を かけます。

番号札をあげた人がいたとして220 になりますが、Hさんの手元には500まで出すという人の 情報がありますから、すぐに240と言い返します。番号札の人が応じれば260になってこ れも欠席の人が対抗できるのですぐにHさんは280と言い 返します。こうしてもしも500までの間で誰も ついてこなければ欠席参加の人が落とすことになりますし、500以上になれば参加している人と、あとは電話 で遠方から参加している人の戦いだけになりま す。

電話はHさん とは直接はChristiesの係りの人たちがYesNoを 答えて電話の先には参加者が取り次ぎの人からの値段情報で戦うかを相談します。

 

とうことで、Hさ んは欠席参加の情報とその場で番号札持った人と電話参加の3者を見ながらやって行くわけです。

そのHさんで すが、もういない?最後のチャンスよ、と言いながら仕切っていって最後決まる時にハンマーをたたくわけです が、にこっとして指揮者の様に流れる手の振りが めちゃくちゃカッコいいです。

そのHさん見 ているだけで全然飽きませんでした。

 

オークションも中盤以降になると、や たら買うおじさんとかわ かってきます。

誰それの服をたくさん落とす服おじさ んやビートルズをたくさん 落とすビートルおじさんや・・・

しっかしそういう人はいちいち番号札 なんか上げ下げなんかせず 軽くうなずく程度でHさんと目線でやり取りしています。

最後一瞬首を横に振ればやめた、って ことで行くときはひたすら うなずいてます。

服おじさんはクラプトンの服も2着以 上落としてたし他もたくさ ん落としてましたが業者でしょうねえ・・・・・簡単に合計数万ポンド行ってましたから。

なんでもあたしらはちょうど真ん中あ たりに座ってましたが、Hさんとのそうした目線でのやり取 りにはここらはよくないらしく、前の端や後ろの方がいいみたいですねえ。

そんなの知るよしも無いです。

またオークションは安いということで はなくて、いかに自分の欲 しいのをいくらまで出せるか、の一点にかかっている、ということだそうでそりゃそうですがなんでこんなの何 十万円???というのがたくさんありました。

 

オークションは大概のは予想範囲のま あ行っても倍くらいまでで 落ちていましたが、最後の二つ、ジョンレノンのブレスレッドが10万ポンド(約2000万円)とVOX製 ジョージのギターも10万ポンドいう値段で落札されておおきな拍手が沸いてました。

こういうのになると最後は1万ポンド (200万)ずつくらいあ がって行き、参加者間の間合いやHさんによるどうする?と いうニコっとした顔とかの空気感がとてもわくわ くして楽しかったです。

 

ということで、終わってみればちょう ど丸3時間のオークション でした。

ずっとしゃべりっぱなしだったHさんはさぞノドが痛くなったことでしょう、と心配しつつ、買ったらどうやって支払おう なんていういらぬ心配も必要なくChristiesを後に しました。
これでタダとは、実にいい時間の過ごし方です。


しっかしこの日5日も天気が悪く強い にわか雨が何度も降ってい たのですが、オークション中もオークション会場の真ん中あたりには雨漏れしていて席にポタポタ落ちてまし た。

なんか高い商品たくさんあるのにこん なんでいいのかあ???が 一番の疑問な会場でした。

 

今回の参加は今度何かで参加するとき の予行練習には非常に良 かったです。

しかしまともに直接参加で落とすなん て小心者の私にはとても出 来ません〜
というわけで、6月24日のギターオークションなんてとても無理だなと・・・・

 

てことで、肝心のコンサートへ。

 

 


 

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