最初九州から折り返して一日の移動日を経ていよいよ毎年素晴らしい公演のある大阪です。
Setlist
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14日を移動休息日に充てた翌日の15日、大阪公演の初日です。
この日は昼頃から雨模様で、ちょうど開場時間が一番降っていました。
大阪公演の感想は、一曲一曲が実にアグレッシブでいい演奏が多かったのではないかな、と思ったことでした。
最初から最後まで立って見ている方を含め、観客の反応はとても良いものでした。
ツアーも4公演目と落ち付いてきたのもあるのか、セットリストそのものは、ほぼ決まった感じがします。
MFE、Pilgrim、RiverOfTearsといつもの様に進みましたが、Claptonの微笑み方が穏やかさを取り戻した感じがして好印象でした。
次のGoingDownSlowでDavid Delhommeのキーボードソロがなかなかカッコ良かったです。
そのあとのブルースもClaptonがよく使うフレーズを多用していて心地よかったです。
アコーステイックセットもこなれて来たのか、ますますいい感じがしました。
BellBottomBluesも何度目になってきたので少し落ち付いて聞けるようになりましたが、全員で歌う部分なぞは何度聞いても鳥肌ものでした。
初日から更によくなった感じがします。
アコーステイックのあとの一曲目、今回アンデイーのボーカルをフィーチャーしたGinHouseというブルースをやっていますが、この日のこの曲は非常に良かったです。Claptonはアコギセット用の椅子に座ったまま、スライドを弾き、その後立ちあがってソロを取りました。
そのあとアンデイーと向かい合って二人でにこやかに深深とお礼し合ったりする姿が微笑ましく、この日のアンデイーの熱唱もとても良かったです。
次のCocaineではClaptonは少しワウワウを使っていました。
OldLoveではDavidのキーボードがTimlCalmon風で良かったです。(初日のはなんとなくぎこちなかった感じがしましたが)
Clあptonも終始笑顔で本人のソロもなかなかのものでした。
Badgeではまたもアンデイーさん、ソロで頑張っていましたが、今回のアンデイーさんは頑張っています。
WonderfulTonightは、Katieの声の張りがイマイチで高音側を出せない感じがしました。この曲のKatieのスキャッドはClaptonのギターと絡んだりすることで、オリジナルに無いとても情感あふれるものになる場合が多いですが、今回はそういう意味では他の曲に比べ気合が入っていなかったかな?と思いました。
そして最後のLaylaですが、Dmのアドリブを少しやってからあのリフを鳴らすわけですが、アドリブ時のエフェクターを切らなかったために最初のたりらりらりらーが十分な音にならず、本人も肩をすくめて苦笑いしてました。
まあそんな事も全部OKOKです。
ここで一度袖に引いた後、Claptonが最初にアンコールで出てきました。
と、すぐ袖に戻って、バンドのメンバーに何やら伝えています。
一瞬日替わり予定でありながらやっていないLetItRainかと思いましたが、EのアドリブをはじめたのですぐBeforeYouAccuseMeであることはわかりました。
BeforeYouAccuseMeは東京初日でもやっていますが、この日はキーボード、アンデイーみんなソロを取ったりして乗りも非常に良かったです。
どうもRecosinderBabyがセットリストから落ちたのは確実な様です。
会場から出ると雨はやんでおり、東京に比べ1曲少ない公演にも関わらずほぼ同じ時間という気合の入った公演にみなさんと同じ様に満足して会場を後にしました。
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