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08 July 2018 Eric Clapton
Concerts at British Summer Time |
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前置き
エリックさんにとってもハイドパークでのイベント出演は思うところも多いでしょう。 1969年06月07日のSteve Winwood さんらとのBlind Faith、1996年06月29日のAndyさんらとのブルースツアー後のヒット曲+ブルースツアーの名残ありのプリンストラストコンサートの一部とし て映像にもなっている名演等(Live in Hyde Park)。 これは行かないわけには行かないでしょうということで迷わず参加することに。 今回はSteveWinwoodさんやSantanaさんらも出るとのことで楽しみです。 チケット・・・・どこで見るか・・・・・ Steve Winwoodさんのサイトから早々に買える事が判明して買いましたが、さてどこで見るか。 迷わず楽が出来るTerrace席へ。 かつては座席があったそうですが、今回は立ち席だけとのことで、嫌だなあと思いつつも。 間近で見れる最前列ブロックは何時間も立ったまま待たないといけないので最初から選択肢には無く老体はなるべく楽を しよ うと。 この時期はイベント目白押しで・・・・・ コンサート前の日の07月07日にロンドン入りです。 今回は07月02日のドイツを見た後にイタリア旅行してからの直前入りでした。 ちょうど今年はサッカーワールドカップでイギリスがベスト4入りとか、ウインブルドンテニス、F1グランプリ、街に は そっち系の方々の Pride in London パレードでピカデリー周辺が道路閉鎖等、賑やかなロンドンでした。 空港からパディントン駅に着くとタクシーが全く居なく乗車待ちで大行列。諦めて重い荷物引きずって地下鉄で移動した らえ らい疲れました。 夕方地下鉄乗ったら、ほぼ裸の女性とか居てこれまたびっくらこきました。 いつものホテルでアフタヌーンティーして復活。 ウインブルドン仕様のアフタヌーンティーのお菓子が秀逸でした。 ![]() ![]() |
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さて、公演の前に偵察だ。 お茶してゆっくりしてから少しだけハイドパークへ偵察に。 British Summer Timeは二週間に渡っていろんな人がライブしているので設備等は既に出来ているので様子を見に。 しかしいつ来てもハイドパークはいいですね。 東京もこういう場所があればいいのに。 ![]() |
![]() 6日にはRogerWaters。
お友達は沢山行かれてました |
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さあ当日、行きましょう
バラバラと現地行っているお友達みんなと何時に行くかのグループチャッ
トが 笑えまし た。 問題は最前列のダイアモンド席、要はかぶりつきブロックの人達。 ![]() テラス席やダイアモンドはガーデンBarという専用の飲食部分もあってさ
ほど 渋滞しないで買ったりトイレも混んでないで済みます。
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![]() 17Aが我々の入場ゲートです。 |
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さてコンサー
トですが、屋外の空気 感が最高でした
今回も既にたくさんのツアーレポートが出ているし、Youtubeでも
沢山 見れますので、詳しくは任せます。 エリックさんはトリなので20:15に登場しましたが、それでもロンドンはまだ夕日前の明るく日差しで暑いくらいで す。 ![]() 今回のテラス席は段々畑になっていて非常に見やすいですがステージまでの距離があるのでほぼ豆粒です。 モニターで見るのが精一杯でそこはマイナスですが、逆に全体を俯瞰(ふかん)して見ているのでハイドパークへ落ちて いく 夕日 や風を感じられるという意味では、屋外を満喫出来るテラス席は大正解でした。 公表では65,000人とのことでしたが、テラス席は余裕で大変良かったです。 しかし下へ降りるとすごい人でごった返していて大変でした。 ![]()
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その前に さて、コンサートですが、今回スティーブウインウッドさんやサンタナさんが出るのでそこも見たいところです。 入場してすぐの時間にChas&Daveさんというグループの演奏がメインとは逆の奥のステージであるので 行き ました。 ![]() 正直始めて拝見するバンドでしたが、このホーンセッションにAndy
Fairweather Low and The Low RidersのNick
PentelowさんとAndyさんのフルバンドであるHigh
Ridersでトランペット吹いているMatthew Winchさんが出ているとのことで応援に。
去年Davon州まで彼らのショーを見に行ってよくしてもらった方々がこのイベントに出ていると聞いて行か ない わけにはいきません。 広い会場を奥まで行くとこれが結構すごい観客でこれではせっかく行った事が彼らにわからない〜。 お友達と突っ込むぞ、と大男達をかき分けかき分け前に。 みんな一緒に歌ったりなかなか盛り上がっています。 途中手を振ってアピールしたらお二人とも気がついてくれて良かった良かった。 このChas&Daveさん。 後で調べると、1983年06月06日の彼らのショーにエリックさんが何曲も出ていらっしゃるとか。 http://www.whereseric.com/eric-clapton-tour/06/06/1983 1983年05月23日エリックさんのEurope/UK leg最終日のショーにゲスト出演しているとか。 http://www.whereseric.com/eric-clapton-tour/23/05/1983 このステージにはPaul Bradyさんの名前も見れます。 この方といえば16年に出たエリックさんのI still do の曲でエド・シーラン君と武道館に出て驚いたI will be thereの作者でもいらっしゃいます。 https://www.youtube.com/watch?v=7ABMvzT96Rw 皆さん繋がっていらっしゃるという事ですね。 彼らとはガーデンBarで会えて久しぶりにお話出来ました。Nickさんは8月のLow Ridersで東京での再会を約束しました。 ![]() |
![]() BSTの専用アプリからイベントをカレンダーで取ると当日のタイムテーブルがわかる(イタリアで拾った画面コ ピーな ので1時間時差がある) |
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その間もステージではすでにサンタナさんがやっておられます。 こちらは次にアプリで購入して現地ピックアップにしたグッズを引き取りに行こうとグッズ売り場に行くとこっちじゃ無 い、 あっち行けと言われて行けばまたそこでは無くあっち、と・・・・ サンタナさんがやってる頃には地表にはすごい人で人をかき分けでもなかなか進まないほどになってしまいました。最後 にイ ヤここじゃない、あっちと言われたのが相当遠いとこでもう断念。 こんな事なら郵送しておけば良かった、トホホでした。 凄い人をかき分けかき分けテラス席にたどり着いてみんなと歓談するころにはいよいよエリックさんの登場です。 |
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最高! テラス席からはバンドのお姿はほぼ豆粒。モニターしか よくわからないです。 しかし空気感やゆったり具体が良くて本当に堪能しました。 特に日が暮れた頃は良かったです。 ![]() 曲は全体的にとても良かったです。
ドイツ2公演の後という事もあってかバンドも安定してました。 最初のエレキセットがドイツの6曲に対して、4曲で終わってしまったので今日はさすがに短縮版かと。 もしかしたらサンタナやウインウッドさんらとの曲があるのかな?と期待はしました。 続くアコギセットもつつがなく進みましたが、ここ本場イギリスでもLaylaはみんな歌うんですねえ。 そして後半へ再度エレキを持ったエリックさん、何をやるのか? なにせドイツ等今年はGot to Get Betterが再度エレキの1曲目でしたから何か違うはずです。 するとやや小さめの音から、Lay Down Sallyのイントロコードが。 ほほーそう来ましたかと思った時、ネーザン側から誰か出てきて同時にエリックさんがマーシーレビィーと紹介 を。 おおおおおお、本当に出てきたあ、やったあ!
マーシーさん本名?Marcella Detroitさんは翌日からロンドン公演があることはわかっていて、まさか出るといいねえと妄想話をしていましたが、本当に出てくるとは。 マーシーさん、我々日本のエリックファンにも馴染みが多い人で、初期の74,75,77年と日本ツアーも同 行し ている方です。 エリックさんの70年代を語る上でも非常に重要な位置をしめていた方で、このLay Down Sallyと次のThe Coreは共作になります。 https://www.youtube.com/watch?v=CD7UZqIfK6A 77年はこれがオープニング曲でやや甲高いマーシーの歌の掛け合いは非常
に印 象強いものがありました。
まさか40年の時を超えて、これがまた同じ声で聞けるとは夢叶うってやつでした。 次のWonderful Tonightで引っ込んでしまったのが残念でしたが、このハイドパークのエリックさんはアルバムSlowhandからCocaine入れて結果的に4曲 も演るということに。Slowhandは収録曲も8曲と少なく、しかしこうして40年経ってもライブで多く を演 奏しているという意味でもマーシーさんの功績も大きいところです。 このWonderful Tonightが、会場の夕暮れ感に非常にマッチしていて、今までで最高の一つになる素晴らしい演奏でした。ともすれば飽き気味なこの曲に久しぶりにワク ワクしました。ここまでマーシーさん居ても良かったのではと思いますが、まあよしとしましょう。 この頃になると、会場周囲にある出店の明かりも色とりどりで綺麗でした。中央に遊園地の様にブランコの回る のが ありましたがあれ途中で乗っている人居たのでしょうか?そういうのも含めて会場の雰囲気とエリックさんの曲が本 当に心地よかったです。 アンコールのHigh Time We Wentではサンタナさんが出てきて沢山弾いてらっしゃったし、本来話題なはずですが、少なくともわたしには今回のハイドパークはすべてマーシーさんが 持っていったと思います。 |
![]() 3台の大型モニターも日が暮れてくるとよく見える ![]() 更に高いプレミアム席のお友達がそこのシャンパン持ってこちらに合流。頂きました! |
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マーシーさんとエリックさん FaceBookのエリックさん公式サイトに出てたマーシーさんとのツーショット。 ![]() コメントにあるように、マーシーさん1974-1978年、
1984-1985年の二期参加されています。
日本には、1974,1975,1977の三回で、80年台は来日されていません。 なので当時日本しか知らない我々ファン達は40年以上ぶりなマーシーさんとエリックさんの共演に狂喜乱舞し まし た。 ![]() |
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最後に 今回のハイドパークは最高でした。 会場の空気感とマーシーさんの40年ぶりの変わらぬ歌声によって、時空遊泳しているが如く夢心地な1日でした。 ウインウッドさんとSea of Joyでもやれば69年の再来で良かったのですが、それにも負けぬ素晴らしいサプライズを用意してくれたエリックさんに感謝です。 今年1月、5月とTheCoreを演奏していましたが、ドイツでは落ちていて、今思えばすべてハイドパークがありき な練 習や温存だったのかなと勝手に推測します。 というわけで、まだまだいけますねエリックさん。 次はどんなサプライズを見せてくれるのか、今から楽しみです。 ではでは |
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Set List 01. Somebody's Knockin' 02. Key To The Highway 03. Hoochie Coochie Man 04. Got To Get Better In A Little While 05. Driftin‘ 06. Nobody Knows You When You're Down And Out 07. Layla 08. Tears In Heaven 09. Lay Down Sally - with Marcy Levy 10. The Core - with Marcy Levy 11. Wonderful Tonight 12. Crossroads 13. LIttle Queen Of Spades 14. Cocaine 15. High Time We Went - with Carlos Santana |
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