Eric Clapton 02 Ferrari Festival  
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03th Aug 2002 Eric Clapton Show at Brands Hatch.

WHITER SHADE OF PALE 

だんだん雨も強くなる一方です。

このレポート用にメモを書きながら聞いていたんですが、メモも雨に濡れてこうして帰って読み返してもにじんで何書いたか読めないところも多いです。

さて、次は何かな。
Garyさんが印象的なイントロをピアノで弾き出しました。
おおおお、これはあ!!

21年ぶりに聞きました。青い影。
オルガンもいいですが、このピアノのアレンジもめちゃくちゃいいです。
なんていうんでしょう、ぐっと心の真中に来るものがあります。
観客みんなも大合唱です。

ECのソロがめちゃくちゃいいです。流れるような優しいきれいな音で。

私も個人的にこの年の公演はなぜかやたらよく覚えているツアーです。
かみさんと初めていっしょに行ったツアーだからという事でもないんですが、横浜公演や新宿厚生年金などの会場に初めて行ったのもこの年だったからかなと。
あの時の様が目の前に蘇りました。
まさかあれから21年してイギリスで雨に濡れながらこの曲を聞けるとは。
幸せをECに感謝しながらウルウルと見てました。
 


5 LONG YEARS

さてややテンポの速い聞いたことあるブルースです。
日本でもいつも受けのいいこと歌ですが、この日はAのキー(だと思う)でこの曲はこっちの方が歌いやすそうな気がしました。(01年ツアーではHaveyouやStormyと日替わりなもんでCコードでやってましたがちと高いように思ったんですが)

途中Albertもソロを取りました。
再びECのソロもいいです。

で、最後例の腕をぐいっとひきつける動作を4回ほどやってかっこよく終わりました。
 



LITTLE QUEENIE

私的にはこの曲もはじめてでよかったです。

Garyさんのボーカルで軽快な曲です。
Albertのソロの後Garyさんに戻って、最後の方でGaryさんにECといわれて短いソロを取りました。

 


Encores:
SHAKE RATTLE & ROLL

5分もせずに戻ってきました。
雨は益々強くなってます。前の金持ちFerrariオーナーの御婦人方に傘さす人がかなり多くなってみずらいですう。

アンコールもロックンロールをGaryさんの歌で。
EC!と呼ばれてソロを。
Albertもソロをとりました。

ということで、軽くじゃまた、という様な感じであっさりと終わりました。

終わり
あっという間の約1時間50分のコンサートでした。
1時間くらいでは、という話があったのでこういう所ではそんなもんだろうと思っていたのに21曲もやろうとは。
終わって振り返るとたしかに人は多いですが、どう考えても1万人はいないでしょう・・・・
5000人くらいでは?よくわかりませんが人で溢れ返るほどでは無かったと思います。
日本人の見物は数人の現地の方と、日本からの方で全部で20人はいなかったと思います。

帰りは心配していた通り、駐車場からはすぐ出られず、料金所渋滞状態で出るのに30分近くかかりました。
それでも出口間際にいたので早い方です。
たぶん1時間以上かかった人もたくさんいたかと。
帰り方向は渋滞していたので反対へ出てM25という高速経由で郊外の友人の家まで約1時間で戻りました。


感想
コンサートの内容ですが、
この日全体の2/3はGaryさんがボーカルだったわけですが、その分ECがあまり緊張しっぱなしということが無いせいか、いい意味で和やかな感じが終始していたように思いました。

よくある学園祭のステージとか、あまり有名でない人のコンサートのあまり力みの無いいい雰囲気があったような。
向こうの観客も前方はFerrariオーナーのお金持ちでECファンというより完全にコンサートをフェステイバルの中の一つとして楽しみに来ているとう感じでしたし、我々側はビールを並べて飲みながらや、恋人と肩を組みながら楽しみに来たという方が大半かなと。

ECのギターのテクニックがどうでこうで、なんていう雰囲気が皆無なのが非常に良かったです。

私もあの場で調子がどうのソロがどうのなんて全く思いもしませんでした。なので感想にテクニック論はありません。
私にとってはほとんどの曲がはじめて聞くような曲だったり、20年以上ぶりの歌だったりと通常のツアー曲とは明らかに異なる選曲のコンサートに参加できたことは本当に幸せでした。

最近のツアーは比較的同じ曲、長期にわたるものが多く、噂されているようなツアー引退説も無理もないことと思います。
主役の時間を少なくして、やりたい曲だけを好きにやって欲しい。この数年強く思ってきたことですが、このコンサートでのびのびと楽しく演奏しているECを見てECの気持ちもきっと(片側では)そうなんじゃないかなと思いました。
もちろん新アルバムでも出りゃ頑張っちゃうのもECの側面ですが、こうしたイベントに主体が移ってくれればきっともっと長く、やってもらえるんじゃないかなと思いました。

そうセットリストにはWonderful Tonightがありましたが演奏されませんでした。私はそれでOK、もうあれはいいよと残念さよりこのコンサートにあれが無くて正解だったようにさえ思いました。
客の大半のアベックには残念だったでしょうが、それをやらない所がこれからのECのあるべき姿かと。

ECはとても元気そうで、演奏を楽しんでいるように思えました。少なくとも今のECにとってはこういうのが一番自然で楽しいのではないでしょうか。

雨も最後は結構大降りで大変でしたが、初めての屋外のスタンデイングECコンサートが私にはかえって印象深いものになりました。
 

最後に
 今回はロンドンに赴任している親友がすべての手配、調査をやってくれたので行けたと思ってます。一人では難しかったです。
友人Mさんには大感謝です。改めてお礼言います。
また事前にたくさんの情報をくださったMさんのおかげで楽しいイギリス旅行が出来ました。この場を借りてお礼したいです。

今回は券も直前に各人への郵送発送だったようですし、日本からだと間に合わなかった可能性もあったようにも思えます。
現地もそう交通の便のいい所ではありませんでしたし、海外公演はやはり確実に行動できる連れがいる前提で慎重に行くのが楽しむ以前の最低条件だと思います。私は無計画でもなんでもとにかく行きましょうとは決して思いません。逆に安全確実に行動できれば海外公演は本当に最高の旅行になります。

またいつかどっかでコンサートあればぜひ行きたいと思います。

ご感想、ご意見(厳しいのは嫌よ)などあればメールください。メールはここ

おつきあいありがとうございました。



セットリストです。
実際と後半数曲は曲順が
違ってたのがわかります。
それとWonderfulが載っていたことも。


海外で人の画像をパクって使う
Webオーナーがいるので
URLを入れています。

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