今日は洋食フルコース後の余韻を残す和食、桑田茶漬けの日でした。
いやあカルチャーショック・・・・・・
知恵袋のKさんより詳細なレポートいただきました。1999.12.06(下にあります)
Setlist
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いやあ驚きました。桑田氏のファンならまあコンサートでClaptonソングを聞くということは別に珍しくないのでまあある程度は予想していましたが、最初から最後までノリノリ。もう完全に脱帽でした。
ロバートジョンソンやクラプトンのBGMが流れる中7時15分くらいから始まったクラプトソ公演ですが、最初に劇仕立ての映像から始まりこれがおもしろくて・・・・・
なんでもハワイのラーメン屋でラーメソと書いてあったのがヒントだそうですが、笑わせたり客を乗せたりはさすが日本のエンターテイメント一人者です。
途中原由子さんがアコギセットで登場してEasyNow等をやりましたがとても良かったです。
音は全体にオリジナルレコードに近い形をとりつつ、途中思いっきり変化を付けたりとなかなかいい編曲でした。
圧巻はLaylaかな。いっしょに行った妹分どらみも絶句。
Layla〜と全員で手を前後に振るわ、Laylaと書いたプレートを頭の上に出している人、等などもう二人で目が点になってしまいました。
とにかく26曲こっちまで歌いっぱなしで非常に堪能させていただきました。
私は学生時代の桑田氏から聞いていますが、昔よりすごくClaptonソングもうまくなったと思いました。
この約1ヶ月本場の洋食のフルコースを堪能してきて、昨日の今日、二次会は和食のお茶漬けで、という感じで完全に消化できました。
いやあ良かったです。
John Mayall & the BluesbrakersのアルバムのからのBGMが終わり照明が落ちると、先ずは襟鞍ふとん店の御曹司、エリック・クラプトソこと襟鞍"アーッチーッチーッ"茎助の生い立ち紹介のビデオが流れる。そしてYardbirdsのFor Your Loveに続き、ショッキングカラーのヘソ出しシャツにベルボトムのサイケなオネエチャン達と“正真正銘のニセモノ”、クラプトソ御一行が登場。一曲目はなんとI Feel Free。襟鞍は赤い335、テリー伊藤ルックの斉藤誠はノンペインティングながらSGとしっかり意識している。続くはSwlabrと意外な二曲で幕開け。461ジャケットのEric ClaptonロゴをもじったEric Claptosoロゴの電飾にゴーゴーガールのモンキーダンスにサイケな照明と完全に67年してた。更にBadge、Sunshine of Your LoveとCreamナンバーが続く。Badgeでのワウを使った襟鞍のソロはホンモノっぽい。横のスクリーンには曲名、グループ名と年度が。それにしてもホンモノと全く違うのは一曲目からいきなり場内総立ちというところか。やはり我々の様に尊師の曲を聴きに来たのは少数派で、ほとんどの客が襟鞍茎助を観に来たということを再確認。
ショーは年代順に進むが、次はDerek & the Dominosコーナーがいきなりおそらくホンモノもライブで演奏したことないんじゃないかというI Looked Awayでスタート。襟鞍のギターはローズネックのテレキャスに。After Midnight、今回ホンモノで聴けなかったLet It Rain、Blues Powerとソロアルバムからの作品が続き、Why Does Love Got to be So SadはIn Concertバージョン、そしてLittle Wingへ。
461コーナーはMotherless Childrenで幕開け。スライドはそれ用のテレで御本人の担当。そしてテレ・デラッックスに持ち替え一番意外だった選曲のGet Readyに続き、順当なI Shot the Sheriff、Let It Growへ。Let It Growでは歌詞が後ろのスクリーンに流れる。
次にこれまた順当なアンプラグドコーナーにお約束のゲストMrs.襟鞍。ヤマハのアコギで当然のEasy NowとCan*t Find My Way Home。そして素人受けを狙った(?)意外なChange the World。訳詞が横のスクリーンに映し出される。
ローズネックのブラッキーがPluggedされてWonderful Tonightから、Creamコーナーに戻りCrossroadsとWhite Room。Wheels of FireバージョンのCrossroadsでは斎藤誠と片山敦夫のソロ。このバージョンってやはり盛り上がる。そしてこれまた以外なForever Man。Oldファンにはこういう“新しい曲”では盛り上がらない。続いて本割最後はお約束でLayla。ホンモノで何度も聴いたばかりだが、こちらはちゃんとデュアン君のスライドが襟鞍本人により再現される。スクリーンにFresh CreamからUnpluggedまでのジャケットが映し出され、最後はLaylaで終わる。
EncoreはTear in Heavenから。続いてE.C. Was HereバージョンのPresence of the Lord。そしてCocaine。最後はやっぱりFurther on up the Road。そしてホンモノのLaylaが流れ終了。
おそらくホンモノのファンとしてはオープニングの二曲や、Let It Grow、I looked Away、Easy Nowなどホンモノでは聴けない曲が演奏されたことが最大の収穫か。特に一度聴いてみたかったけど、まさかと思っていたI Looked Awayは涙もの。全編を通して歌も違和感がなく、やはり襟鞍茎助がそのボーカルスタイルに最も影響を受けたのは我らの神であることが証明された。ギターソロでもその“指ぐせ”がソックリで、この日登場した三人のギタリストの中では最もホンモノっぽく、歌心のある人はギターも歌わせることができることも証明。途中から質のいい学園祭コピーバンドを聴いてるように思えてきたが、この企画はいずれにせよお遊びなのでそれも良し。襟鞍茎助は我々と同じく襟鞍をずっと愛し、憧れ続けて来たという愛すべき人物であり、そして実はおそらくこれが一番やりたいことだったということが良ーく判ってしまった。同じ地域で育った者としては共感も尚更といったところ。やっぱあの地域にはドミノス似合う。また聴きたい。