2019 Eric Clapton RAH

 


 


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13,15,16 May 2019  Eric Clapton Concerts at Royal Albert Hall

 




武道館からちょうど一ヶ月で今度はRAH!

18年9月にロンドンにあるいつものロイアル・アルバート・ホールでのコンサートが発表発売になりました。
日程的には後になるドイツ・オーストリアツアーが先に発表になり、更にその後実質ツアースタートになった日本での武 道館公演も発表になるという順番めちゃくちゃでした。
なので結果的には武道館行ってすぐ1ヶ月後でのRAH参加となりました。

武道館では初日だけエレキ番LAYLAの復活等話題が多かったのですが、事前のみんなの予想はまあエレキの LAYLAは演るだろう、あとは日本と同じかなあ、的ムードでした。

さて出国〜、が・・・・・

久しぶりの羽田空港は顔認証が導入済みで楽々出国。
現地で会う方へ日本酒のお土産買ってビールも飲んでのんびりフライト開始。

なはずが、機内で体調悪くなって到着まで気持ち悪る〜〜
ロンドンの入国は長蛇の列になるし、こりゃまずいな・・・・

CAの方が車椅子出しましょうかと言ってくれたので、情けないけど初めてお願いしました。
ゴロゴロと長〜い通路を押してもらい、途中係員さんの交代受け渡しもされつつ、介助用の入り口から入国審査は待ち無 し入国。コンベアの荷物も取ってくれて、なあんと入国後のロビーへ出てSIM屋さんにも寄ってくれて、最後ヒース ローエクスプレス電車のホームまで押してくれるとは感謝でした。
もちろん最後相当お付き合いしていただいた空港の方にはそれなりのお礼をお渡ししました。
いやあ調子悪いときは頑張りすぎずに車椅子頼むべきですね。

乗ったJAL便は朝早くロンドンに着くので、ゆっくり地下鉄でケチろうと思ってましたが、楽ちん優先でホテルへ直 行。
ホテルに朝着でしたが、気持ち悪れ〜部屋くれえとあまり伝わらなくてもすぐ部屋くれたので、とりあえず着いた事だけ お友達に報告して夕方まで寝ますと。





ticket1
夢のRAH最前列、な日もあったのだ




さて、初日公演だ。

というわけで19時までひたすら寝ます。
よって話題は無いです(笑)

今回はRAHに近いSouth Kensington駅そばのホテルなのでRAHまで歩いて10分。でも自信なくて初日はタクシーで行きました。駅あたりから6ポンドくらいなのでまあ普 通歩きますな。

もうすぐ始まる時間もあってグッズ売り場に人もいなく、あれやこれや買ってから初日のお席へ。
お友達に挨拶すらおざなりでした。
なのにおくすり頂いたり本当にお世話になっちゃいました。

今回のオープニングアクトは、近年共演することも多いJimmie Vaughanさん。
あたしは聞かないですが、いやなかなかご機嫌なアメリカン南部ブルースですね。
自分の小さい安いFenderのアンプに入っている自動伴奏に沢山ある系なサウンドでしたが、なんか一緒に演奏した ら永遠にご一緒出来そうなそんな感じないい感じでした。
19:30から約40分でしたがあっという間に終わってエリックさん用セットへチェンジです。




さあ初日、行きましょう


音のシャワー浴びたせいか、気持ちわるいのも都合よく収まってワクワクです。
まあ細かくはYoutubeでも見ていただければ一目瞭然なので任せますが、ご登場と共に武道館でデビューした アストンマーチングリーンのストラトで何やら始まります。


正直何の曲から始まったか戸惑いました。わずか2分の歌でケセラセラと 言っている様な・・・なんだろう・・・
後で知るに女優DorisDayさんがこの日亡くなったそうで追悼だったんですね。セットリストにも 無かったそうです。


このわずか二分の曲の後、すぐに黒っぽいストラトに持ち替えます。またグリーンのは調子悪くなったのかな?と 思ったら、なあんとMotherless Childrenじゃああーりませんか。おいおい日本公演と変えて来たかあ!!やるねえ。


終わるとまたギターをグリーンへ戻して、ここは定番曲を。
もうI shot the sheriffで大爆発ってのは無いんだろうなあと思いつつアコギセットへ。


アコギセットはLaylaをやるのかやらないのか?まあ興味はそこでしたが、定番三曲やった後にEのコードで ちょっと遊ぶその歌はあれでは?そう久々のChange the world。おおおおおこいつをぶっこんできたかあ!!やるねえ。

この曲になると、ドイル君もソニー君もキャラックさんももはや初めて状 態では?
なんか初日非常に薄っぺらかった感じでしたが、まあ久々に聞けて嬉しかったです。

お客さんも大喜びで日本でもやったRunning on faithでアコギセット終わり。


いやあやってくれるぜと、調子悪いのも忘れて見ていましたが、二度目の立ちセットは日本と同じか?とおもいき や、ドラムから入りだし、も、もしかしてこれは!! 景気いいリズムで始まったTearing us apart。おおおやはりKatieねいさんをフューチャーしてきたかあ!!
歌詞2番で久しぶりにKatieねいさんの美声を拝聴しましたぜえ。
ん〜いいわあ。
いやいや良かったと思ったら、またギターを交換しています。
ん?カポが付いてる・・・・
きれいなトーンで奏でだしたのは、おおおおおおおおそう来たかあ〜!!
そんなHoly Mother。これも久しぶりだあなあ〜こんなに替えて来るかあ〜

これがまたKatieねいさんのハモもきれいで良かったですわあ。

4フレットにカポしてるのをソロのときに外して捨てる様がまあカッコい いこと。

いやいやいや予想だにしてなかったわ、とCrossroadsをやり過 ごすと、いつものブルース。ちょっと正直飽きぎみなこの曲ですが、歌い出すとあれれ。それはFive Long Yearsの歌詞ですぞ。演奏はいつものLittleだけど歌詞はFiveです。えええ、それで転調までして最 後に拳を上げるのか????

曲中そればっかり気になってしまいました。
まあ結果的には無かったので残念でしたが、翌日から無理があったのを悟ったか普通のLittleQueenに 戻ったのがお笑いでした。
しかしこの歌詞もいつぶりだろう〜


ブルースが終われば舞台へ全員突進タイムですが、初日でタイミングが計れない中、Dmのごちょごちょ遊びが始 まったのでこりゃエレキLaylaだ、と。
気がつきゃ隣にお友達がいました。
最近ちょーっと乱暴な人も多くなってるこの前方押しかけはそろそろ禁止になりそうだなと思いました。まあこの調 子だと事故起きそうなので禁止が良いかと思いますね。


まあともかく間近で日本人は武道館以来ではありますが、全員大歓声で Laylaを叫んでました。


一旦引っ込んでほんの数分でアンコールです。
HighTimeはもう止めようよ、と思うだけですが、これだとオープニングアクトのJimmieさんは出られ な い。Cocaineも向いてない。するってーとBeforeyouaccusemeか。あれJimmieさん用 のアンプが出てない。


Ericさんギターを持つとおとなしめに歌いだしました。
ん?んんん?これってあれ?
Purple rain〜ってそう来たかあ!!!
いやいやいや後で聞くに、バンドの練習等ではよくやってるそうですが、自分は当然初めてなのでプリンスさんの曲 をアンコールに持ってくるとは想定外でした。


終わって電気がついたときにはいい意味で狐につままれたような感じでした。


こんなに武道館から1ヶ月で替えてくるとは思いもしませんでした。
いやあ来て良かったあ。

気持ち悪さもぶっ飛んで徒歩10分でホテルへ戻りました。

May 13, 2019 Set List:

01. Que Será, Será
02. Motherless Children
03. Key To The Highway
04. Pretending
05. Hoochie Coochie Man
06. I Shot The Sheriff

07. Driftin'
08. Nobody Knows You When You're Down And Out
09. Tears In Heaven
10. Change The World
11. Running On Faith

12. Tearing Us Apart
13. Holy Mother
14. Crossroads
15. Five Long Years
16. Layla

17. Purple Rain (encore)


hyde
1ヶ月ぶりです


katie
ケティねいさん素敵です(絵は二日目)

19-5
毎度のかぶりつきビュー。ん〜エレキレイラがあ

pick
エリックさんマイクに付いてたのをいただきます

さて、2日目公演だ


まあ当然ケセラセラは無いので黒いストラトでMothelessから。

この日は、アコギセットでまたも驚きが。

この日はChange the worldのリフをやらないので違うのかなと思うと、なあんとAlbertaが始まりました。
当然わたしは初めて聞きます。

おおお、奥で座るKatieねいさんと一緒に見てるとなんかここら数曲 完全にUnpluggedやんけ〜!!

なんかエライいいもの見せてもらったような。


この日も二回目の立ちセットは進み(LittelQueenに戻って)終了。


アンコール待ちでJimmieさんのスタッフがアンプを出していたのでこりゃ出てくるなと。イコール Perplerainじゃないなと。
やっぱりBeforeyouaccusemeとなって、まあこれはこれでミニミニCrossroadsみたいな んで良しと。

演奏は一段と全体に良くなっていました。


May 14, 2019 Set List:

01. Motherless Children
02. Key To The Highway
03. Pretending
04. Hoochie Coochie Man
05. I Shot The Sheriff

06. Driftin'
07. Nobody Knows You When You're Down And Out
08. Tears In Heaven
09. Alberta
10. Running On Faith

11. Tearing Us Apart
12. Holy Mother
13. Crossroads
14. Little Queen Of Spade
15. Layla

16. Before you accuse me (encore with Jimmie Vaughan)



19-3
Jimmieさん、ご機嫌な演奏で(絵は最終日)

さて、3日目

最終日を迎えたけど、結局ホテルの朝食以外は口にしてない状態ではあ れど、コンサートに癒やされてだんだん朝食は食える様になりました。
まあダイエットと思う事にして、この日の昼間唯一予定していたロンドン郊外にとあるお友達のお家にお友達と伺いまし た。

まあ本当は行きの飛行機で予習で見ようとしていた映画ボヘミアンラプソディですが、それも見れずにロンドン来ちゃた わけですが・・・。
さほどQueenを知るわけも無く有名なのしかしらないわけですが・・・。

お友達はそのQueenの原点の更に手前側でフレディらとバンドやってたという方。
お部屋に飾ってある写真を説明してくれて、これがフレディね、さて僕はどれでしょう?と今のお姿とは似ても似つかぬ (いや失礼)美青年がつるまき連中と写っておられました。
70年頃のロックのお話沢山聞いて、美味しい手作りランチを頂いて最終日を飾るにふさわしい最高な時を過ごさせて頂 きました。

帰路にやっと映画見て、冒頭にSMILEってバンドとか出てくるシーンがあって、そこに入れてもらうとかなわけです が、その手前に家族に遊んでばっかりいやがってと怒られたりするシーンもあるんですが、その頃一緒にやってた人なの で、そこらの映画には出てこない話も伺えて映画が百倍楽しかったです(笑)

まあ帰ってから調べたのを簡単に言うと、
1)Ibexというグループがあって、
2)69年Wreckageってのに変わるんだけど、そこにフレディは居て、
3)その後Brian MayとRoger Taylorが居たSmileってグループへ参加して
これがその後Queenへとなるっていう感じ。
映画は3からでしたがその方が居たのは1と2のあたり。

どうしてそんな方と私達がお友達なのかよくわかりませんが、これもご縁。
まあありがたいことです。




queen
とある駅にお友達を尋ねる

queen-1
行きに見れずの帰りに見る

さて、3日目公演だ

最終日は予想通りPurplerainとBeforeyouの両方2 曲をアンコールでやってくれるという大サービス付き。
セット的にも最高でしたし個人的にも夢の最前列で至高の時を過ごさせてもらいました。
隣はフランスから、その隣はミラノからのファンで逐次Facebookにあげてました(笑)


May 16, 2019 Set List:

01. Motherless Children
02. Key To The Highway
03. Pretending
04. Hoochie Coochie Man
05. I Shot The Sheriff
06. Driftin'

07. Nobody Knows You When You're Down And Out
08. Tears In Heaven
09. Change The World
10. Running On Faith

11. Tearing Us Apart
12. Holy Mother
13. Crossroads
14. Little Queen Of Spade
15. Layla

16. Purple Rain (encore)
17. Before you accuse me (encore with Jimmie Vaughan)


setlist
武道館から約束してたPAさんに頂いた最終日のセットリスト

19-1
RAH最前列着席ビュー1 ほぼ天国

19-2
RAH最前列着席ビュー2 天国そのもの


RAHはステージが腰高しか無いので、こちらが着席していてアコギセットでもギターの穴が見えるくらいの高さです。
客席の横方向もアリーナは太い所で30人強くらいの幅しかないので、武道館で言えばA5A6A7ブロックも無いくら い。(中央部だけの前方はもっと横の人数は少ない)

少なくても客席側からはRAHを武道館と比較はとても出来ないと思いますねえ。
圧倒的臨場感です。

 

最高!

いやあ最高でした。

武道館から1ヶ月、まさかここまで曲目を替えて来るとは夢にも思わず、気持ち悪れ〜、また同じだったらどーしよーと か思いながらのロンドン入りでしたが、いやいやこんなに替えてもらっちゃって、本当に来て良かったです。


というか、武道館はなんだったんだろう・・・・
RAH前の練習にしては、あれもこれもそれも演らなかったって一体何があったのだろう・・・・・

ご自宅からポルシェカイエンで車通勤10分と、飛行機12時間のホテル暮らしの違いなのか、よくわからないけど、近 年ほとんど固定化されてたセットなので期待してなかったわけですが、演ればできんじゃないのよ大将。

RAHもご家族来てましたが、いろんなのをご家族に披露したいのか、まあいずれにしても今回だけは行っておいて本当 に良かったです。


19-7
あれやこれや買っても今回は最小限に






最後に

今回は体調不良だけじゃなくて、いろいろあって本当にお友達に助けられての旅でした。
辛い事も受け入れていかにゃあいけないと思えた、お友達に感謝しか無いRAHの旅でした。

同時にだんだん遠出も辛くなってきたのも本音。
1970年台にありゃ長生き出来るのかなと心配して見ていたこっちが、なんかEricさんより先にダウンしそうで す。
まあそれもいいかなと。

しかし、まだまだいけますねEricさん。
次はどんなサプライズを見せてくれるのか、今から楽しみです。

ではでは




ERIC CLAPTON〈G./ Vo.〉
CHRIS STAINTON〈Key.〉
DOYLE BRAMHALL II〈G./ Vo.〉
NATHAN EAST〈B.〉
PAUL CARRACK〈Key. / Vo.〉
SONNY EMORY〈Dr.〉
SHARON WHITE〈Back Vo.〉
KATIE KISSOON〈Back Vo.〉