2014 Eric Clapton Singapore

 

 




 

04 March 2014  Eric Clapton Asia Tour  2014 Singapore show

 




前置き


今回は完全にただの観光感想だけですな、あはは

日本ツアーの後、バンコクとシンガポールの公演が発表になりました。
アジアの後は更にドバイ、バーレーンと中東を回って3月までの第一陣のツアーは終わりです。
さすがに中東は行けないし、行くならここだとシンガポールとバンコクのチケットをネットで入手。
しかしバンコクはちょうどデモ騒ぎ(現地的には大丈夫ですが)でさすがに中心地行けないしと思って予定をシンガポール1本だけにしました。
直後にエリックさん側の バンコクの中止の発表があり、チケット代は戻ってくるとなって一安心。


シンガポールのチケットは購入後にPDFファイルを受け取り、印刷して持っていくだけ。
海外のコンサート行く際に一番心配なチケットどうするの?問題。
配達遅れてて出発まで時間無いよ、という事が昔はよくありましたが、こうしたネット活用式はありがたいです。

このシンガポール公演、302ドルなり。86円換算で≒26000円くらい。これを高いと言うかどうか。でも前から数列目ですし、会場入る時にアリーナ入 口じゃなくて、これをプレミア席と言うと知って失笑でした。




indoor


Singapore Indoor Stadium
駅から出た所。すぐです。



さて、シンガポール公演。

いつだか北朝鮮の三男坊が来たとか大騒ぎされた地でもあります。

シンガポールの公演会場はIndoor Stadium。
有名なマリーナサンズベイ(屋上がプールの)の奥側でまだ大きなスタジアムを建設中な海沿いの再開発エリアの一角にあります。

最近地下鉄のサークルラインで最寄り駅(CC6番 Stadium)が出来たので絶対に楽です。ホームから長いエスカレーター上がって5分も歩かないで入 口に到着。

一方シンガポールの街を動くに楽なタクシーはダメ。
会場へ18時半頃、1時間半前に行ったら大渋滞。
一本道ですしホテルから10分と思って乗ったら、タクシーの運ちゃんに、
”コンサートは何時からなの?20時?ん、間に合うよ、1時間くらいで行くよ、あはははは”と。
おいおいおい、あはははじゃないよ〜〜。
”ほら、会場までこの道しかないのさ、全部コンサート行く車だよ”と
ダメだこりゃと諦めてサークルライン上の先の駅へ行ってもらって結局戻る様に地下鉄で向かいました。
無駄に金払いました・・・

なのでもう帰りも電車と決めて(友人が迎えに来るというのをホテル集合に替えてもらって)帰りの切符を買いました。(Onedayパスでも買っていればそ れも要らないけど)
そういえば昔武道館帰りに九段下駅に行きがけに帰りの切符買ったっけとある意味懐かしい。
実際帰りの切符買う人で長蛇の列。
あ〜良かった。

さて、会場での土産は?
まあこういうアジアの単発場所は無いのが普通。
まあ諦め半分でしたが、アジアの全部のツアー会場の入ったTシャツがあったので1枚だけ。
あら、アジアだけじゃないわ、これ。4月〜6月のUSA,UK、ヨーロッパまでみんな書いてあります。(中止のバンコクも)
良く見たら2014ツアーとあって日本から全部開催地を書いてありました。

なんせ日本ツアーで久しぶりに打ち上げであったお師匠様になんかあったら買ってこいの指令を受けていたし送らなきゃと。
しかしこんなのでいいのだろうか・・・・

stadium1
駅からのエスカレーター。上がって改札の先数分で会場です。
stadium2
Indoor Atadiumはあっち
shirt
TOKYOから始まってOSWIECIMまで今年の開催地がプリント


さて肝心のコンサートですが

今回は日本ツアー直後というのもあって内容的に変わるはずもなく、日本ツアープラスONEという 感覚で行きました。
結果的には曲数減とか演奏もあっさりしてる感はあっても、久しぶりのエリックを楽しむ人たちでとてもいいコンサートだったと大満足でした。






ファッションはいつもの青い(シマシマで無い方)シャツにチョッキ。 ジーンズは薄い方でした。
一点違ってたのが靴。ブラウンな靴でした。
(正確に言えないので抽象的ですいません)

20時始まりの予定が結局20時20分を過ぎました。
で、終わりが22時ちょい前。短いのは遅く始まったのもあったのでは?
とこれも想像。

会場に居る人達は、インド系が目立ちます。中華系の方とあとは欧米系の方々。
結構ECのTシャツを着ている方も多い。

年齢層はやはり高めではあっても若いカップルや親子もたくさん居ました。

シンガポールはやたらバブルだそうで、そこで成功しているインド系や中国系の方が特に目立つ感じでした。


 

indoor
前に居れば小さめのライブ会場みたい。
カップホルダー付き椅子
indoor
広くないです

 このインドアスタジアム、 もっとでかいのかと勝手に思ってたけど、小さい!
アリーナなんて、横16列の縦15行くらいのが左右にあるだけ。
しかもイスがカップホルダなんかあって結構幅も広い。
あの武道館のパイプ椅子の幅の狭さに比べりゃ広い広い。
たぶん名古屋並みな4000人程度では?


私は端から6番目とかでしたが、ネーザンのすぐ斜め前な感じで非常に見やすかったです。
1列目からステージまでも名古屋以上に狭いし(2mもない)、背も名古屋くらいかな(1m50cm)?
とにかく見やすいです。

それと音響はとても良く、またエリックさんのギターの音がクリアで良くて、日本ツアー通して何度か思ったこもり感や過剰なひずみ感とか、音響の悪さが皆無 でした。
久しぶり にエリックらしいストラトの音を聞いたかなと思った1点ではシンガポールの方が私にははまりました。
もちろん場所等いろいろな要件はあるので個人的感想ですが、でもギターの音がとても良かったです。
(ギターは一緒だと思ういつものグレーの)


 

<エレキセット1>
PRETENDING   
KEY TO THE HIGH WAY   
TELL THE TRUTH
HOOCHIE COOCHIE   
HONEST MAN   
I SHOT THE SHERIFF

 日本ツアーと基本は同じ構成でした。

いつもの様に軽く手をあげてご登場でPretendingは始まります。
ワウワウは使いませんでしたが、最初からなかなかいいソロを聞かせてくれます。

Keytoのギターの音がいいです。

Tellthetruthはソロが決まらず音も外し気味でしたが、その分最後のパートのソロはな かなかGoodでした。

HONESTMANは手を上げてポールを紹介してました。

相変わらずポールさんの声がいいです。
終わった後、珍しくエリックがネーザンの所へ行って結構長く会話してまし た。
どうしたのかな?と思いましたが、GmとCm7のISHOTのイントロフレーズを弾き出しました。
あららら、WONDERFULは?

公演後のセットリスト(取れなかった)には普通に日本ツアーと同じ構成でこのあたりは書いてあっ たので、後で思うに、

エリック:なあネーザン、今日はWONDERFULやめるわ、
ネーザン:いいんじゃないですか
エリック:で、ISHOTな、
みたいな(責任持てませんが(笑))口数だった様な。


Wonderfulはこの国ではCOCAINEは演奏出来ないそうなのでてっきり最後の方に回したのかと思ったら結局やらず。
ん、久しぶりなこの会場の人達にそりゃあ師匠ねえんじゃありませんか?
と思いました。

で、I Shotでしたが、ソロはイマイチ盛り上がらずにあっさり終わり。
しかしこれドラムにもよるのでは?この曲でのガットはイマイチでメリハリが無かった様な・・・・

 


 

<アコギセット>
DRIFTIN'
NOBODY KNOWS YOU   
ALABAMA WOMAN   
LAYLA   
TEARS IN HEAVEN   

で、アコギセット。
今回ネーザンさんのベースが日本ツアーと違って黒いアコギベース(5弦)であったの が違いでした。
なのでLAYLAのイントロの時のバイオリンの弓みたいなので低音効かせていた様なのは無し。

DRIFTIN'が少し淡泊でしたが、日本ツアー時と同等の演奏だったと思います。
少しエリックさんの声がかれ気味かなとも思う事もあったけど、それも日本ツアーの時と変わらないかな。
最近はそういうものなのでは?と。

DriftinもNobodyもとてもいい歌声でした。


Laylaはそんなんでイントロもソロも短めでした。


印象的だったのは、TEARSで最初から最後までほぼ目をつぶったままでいたことです。なにをや思って歌っていたのでしょうか思い知るすべもありませんが 非常に印象的でした。
客席から大歓声でした(そりゃあ久しぶり?だったでしょうし)

ec

 


 

<エレキセット2>
HOW LONG   
BEFORE YOU ACCUSE ME   
CROSSROADS   
QUEEN OF SPADES   


<アンコール>
HIGH TIME

 この日のHOWLONGもとてもいいソロを聞かせてくれました。
ポールさんと見合って挨拶が昔のアンディさんとエリックさんの様。

まあいつもは自分的に も流してしまうBEFOREですが、この日はとても良かったと思いました。前半大人しいソロから後半ハードなトーンでかなり良かったです。

この曲的には自分的過去からもかなり上位かもぉ。

ポールさんのソロ途中ネーザンの所へ行って話していましたが、この時はご機嫌だった??


LittleQueenはクリスさんポールさん含めて3人ともいいソロでした。

いつもの強すぎるひずんだCrossroadsもちょうど良かったです。

全体に音が良くてソロも比較的メロディアスなクリーンなのが多いのとちょうど良く て、非常に聞きやすかったです。ソロの内容そのものは平均的だったとは思いますが日本のいくつかの公演の音よりだいぶ良かったです。


 短いインターバルで戻っていつものHIGHTIMEですが、やはりここシンガポールでも、えっ終わり???という感じゃ非常に強かったです。
現地の観客はみんな不満感あった様でした。(時間的にも短かったし)

この日も挨拶は無く、日本ツアーでも最後の方のあのあっけない去り方でした。
bye
早く帰ろうぜ


今日はギターテクが全部赤のを持ってたのでエリックさんも赤いの使ってました。

tix
チケットはPDFで安心。ピックは日本から流用

 








 

というわけで、




今回のシンガポールのショーは日本ツアー後のお疲れモードなエリックさ んのやや流し気味なショーではありました。
でもシンガポールの観客のみなさんは久しぶりのエリックさんを心から楽しんでいました。

小さい会場による間近のエリックさんをいい音響環境からいい歌とギターが聞こえてとてもいいコンサートだったと思います。







海外で見るのは日本で見るのと少し違います。
観光気分なワクワク感や初めての場所でのワクワク感や不安感。
会場に居るいろんな国のファンを間近に見てエリックさんを共有する感覚や、何気に話したファンが実は友人の友人っだったりすることに驚いたり、メールを交 換したり。
宿泊ホテルのスタッフとの何気ない会話でエリックのショーに行くと言った時の反応やホテルにメンバーが居てびっくりしたり話出来たり。

特にアジアは近いし時差も無いのでわたしはあれば行きたい派。
観光ひっかけて、今度あるかわかりませんがあればぜひご一緒しませんか?
ほいじゃまたどっかで。
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新聞。サンキューしか言わない、時間短い、それがエリック

メンバー




Eric Clapton
Paul Carrack - Keyboards / Vocals
Chris Stainton - Keyboards
Nathan East - Bass
Steve Gadd- Drums
Michelle John - Backing Vocals
Sharon White - Backing Vocals



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