2006 Eric Clapton world tour at RAH

 

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25,26  May 2006  World tour at RAH.


RAH

入り口着いて早々に中に入りましたが、今年は実に普通に落ち着いた感じでした。数公演限定というモノ でもなく長丁場のツアーだからでしょうか?去年のCREAMの時はやはり客側の期待と興奮でRAH中がざわざわしていた様に思いましたが今年はみなさん余 裕ありありという感じでした。





いつもの行事


今年はお土産グッズ売り場は正面一箇所。ここらからもあまり気合入っていないのが感じられます。
この正面売り場はいつも人だかりで買うのが大変ですが、今年は楽でした。
自分的にもあまりいろいろ買う気もしなかったので最低限のプログラム、バッチ、ギターピック、Tシャツ2枚程度で。

しっかし、このプログラムは過去最低から数えてかなり上位な手抜きプログラムですな・・・・
CDのカタログですかね・・・・
これが日本までずーっと同じのなんでしょうねえ・・・
日本じゃ買わないよ。
と思いつつ、席に着いた19時45分頃にはまだ客はあまりいません。

さて、20時からのオープニングアクトが始まります。
今回のサポートはロバートクレイバンドさん。
私はとても久ぶりたしか日本ツアーのオープニングアクト以来ですから何十年ぶりなわけで当然ですが第一印象が歳とったなあ〜でした。(当たり前か)

しかし正直クレイさんがテクニック的にすごいとは・・・
素人の私にはどこが他の方と違うのかちょーっと禅問答の様になってしまいます。
魂はさすがだと思います。




Pretending

さあそろそろ時間です。木曜の席はストールのGブロック2列目。正面左側のステージそばですが、ス トール席のここらが一番見やすくアリーナの前列と同様の一等席です。

今回は去年のCREAMと違って若い人も多いです。去年はイージーライダーみたいなごついアメリカ人 の多さにびっくらでしたが今回は普通の会社帰りやファミリーも多かったです。

8時を45分近くすぎた頃、照明が落ちていつもの様にメンバーみなさんがぞろぞろ入ってきます。

いよいよECも登場です。鮮やかなオレンジのシャツにジーパンというラフなカッコで濃いピューター色 のストラトを持ちます。金曜にギターテクニシャンのリーさんに聞いたところ、これはECの新色で昔のピューター色では無いと。
たしかに照明によってだいぶ黒っぽく見えたので違うかなと思いましたが。
90年頃のジャーニーマン時にはピューター色でカッコ良かったので自分のストラトもピューター色ですが今度この専用色のバージョンのカスタムショップのが 出たら欲しいなと・・・

さて、
クリスのピアノで始まるこの曲は91年のツアーでもずっとオープニング曲だったアルバム、 ジャーニーマンの曲です。
この91年のツアーは私のEC人生でも最もカッコいいなあと思った年で、後光輝いていた頃を思い出しました。

曲が始まるとすぐギターがハモりながらと今回ギターが3本あるのが効果的なのがすぐにわかります。最 初からドイル君中心でイントロ弾いています。

曲はドイル君と二人で歌い、それに女性が声をかぶせるという形です。

途中のソロはドイル君→デレク君→ECという左側から順番、というのが今回の基本で多くの場合、この 順序に弾いていました。
従ってECのソロはどれも長くはありません。

 
Photo credits : Mr  M


So Tired


ECがDコード、Cコードと一人ギターを鳴ら してから全体が入り、デレク君のスライドがかぶるとすぐ唄が始まるBackHomeからのSoTiredです。

ここでもデレク君の軽快なスライドが映えま す。ブラスも効果的でなかなかいいです。


ソロはデレク君のスライドが良かったです。
GibsonのSGを手でスライド弾くが基本な彼ですが、なかなかいい音がしていました。
 
そのまま次の曲へ繋げます。


Photo credits : Mr  M 


Got To Get Better In A Little While

3曲目は、04年のツアーでもやっていたこの曲。
ドラムがこのときスネアを交換してましたが壊れたんじゃなくてそういうもんなんでしょうかね?

ECが最初ソロとって、後半はドイル君とデレク君が取るというパターンです。


Old Love

数日前まではここにLost and Foundだったみたいですが、4曲目にはこの曲になりました。

25日はティムのキーボードソロが非常に長く、26日はRAH最終日というのもあってロバートクレイさんが出てきてソロとってました。

ECはワウ使ったソロで聞かせてくれました。

 


I Shot The Sheriff

5曲目はこれです。
04年のツアーでは抑揚多いものすごくいいソロ部を聞かせてくれてたので期待です。


今回のリズムセッションはとても迫力があって手数が多く、非常に好感持てるものですが、この曲で も迫力があります。

どっちかと言うと、ドスドスという感じなリズムです。
それにギターが多いのでワウ効かせたリズムやおかずが多く、曲が厚い印象があります。


もっと静寂と激しい波がある04年版の方がこの曲はカッコいいと思いましたがEC中心のソロはなかなか良かったです。

 


Why Does Love Got To Be So Sad
Let it rain

6曲目は・・・・・


今回はこの場面で直前の23日に急にやったこの曲を聞きに来たと言っても過言でない、Why doesです。
前日やったし、今日はやらないだろうな、と勝手にやらなくても当然と思っていた矢先、いきなりAmとGのECのイントロがかき鳴らされました。


やったあ!!!奇声な唸り声が自然とでてしまいました。
これ大好きだった曲でLaylaのアルバムを買った中学生の頃こればかり聞いていました。
Amaj7とDmaj7というコードが新鮮でかっこよかったのでギター素人にはうまくなった感じがした覚えがあります。


途中ではドイル君→デレク君の指弾きスライドでそこにかぶる様にECのソロが入ってきます。カッコいい〜


終盤のソロはデレク君とECのツインです。
これがまた非常にいいです。音が空中でからみあって、あのアルバムの曲の様にドミノスソングがよみがえってきます。


Why does love got to be so sad〜の部分涙声で一緒に歌って大満足でした。




Back Home

7曲目はこれ。
デレク君と二人椅子に座って、アコースティックセクションです。
ECがコード、デレク君が音をかぶせていきます。


途中からスネアだけのドラムが入ってきますが、ECらのすぐ後ろにセットを置いて、なかなかUnpluggedな雰囲気がいいです。






I Am Yours

8曲目はこれ。これもECはコードでデレク君がこの曲の特徴な唄と一緒に奏でるスライドを弾きま すが、非常にドミノス的な弾き方でしかもとてもうまいので好感持てる曲です。


唄はドイル君と歌いますが、こういう3人のギターは非常に一人当たりの負担も少なく、全員が余裕持って出来ている感じがしてECも変な重圧感なく自然に演 奏出来ている感じがしました。




Photo credits : Mr  M


Nobody Knows You When You're Down And Out
9曲目はこれ。
曲は日本公演でも一人ソロでやったり、とたぶん得意な曲なのでしょうが、ドラムが前に出てきていて雰囲気が非常にUnplugged的で好感持てます。

スライドのソロやブラスセッションのソロなどとてもほんわりとする仕立てになっています。

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